月の行事予定表などを作るのに、一つのセルにいくつかの項目を◆などの区切り文字を入れて作成することがある。もちろんスペースでも構わないのだが、それを別のシートなどで見やするするために、◆で改行させる方法を覚えのために書きます。
月 | 日 | 今日の日 | 今日の日 |
---|---|---|---|
8 | 8 | そろばんの日◆ひげの日◆親孝行の日 | そろばんの日 ひげの日 親孝行の日 |
8 | 9 | 長崎原爆記念日◆ムーミンの日◆はり・きゅう・マッサージの日 | 長崎原爆記念日 ムーミンの日 はり・きゅう・マッサージの日 |
C列が行の高さを節約するために、◆によっていくつかの項目が続けて入力されている。
D列はそのC列を関数を使って改行した状態。
その関数は次のように入力されている。
月 | 日 | 今日の日 | 今日の日 |
---|---|---|---|
8 | 8 | そろばんの日◆ひげの日◆親孝行の日 | =SUBSTITUTE(TRIM(C4),"◆",CHAR(10)) |
8 | 9 | 長崎原爆記念日◆ムーミンの日◆はり・きゅう・マッサージの日 | =SUBSTITUTE(TRIM(C5),"◆",CHAR(10)) |
改行を行うD列の表示設定は、「折り返して全体を表示する」に設定しておくこと。
TRIM関数で文字列から余分なスペースを取り除きます。
CHAR(10)は、セル内改行のAlt+Enterを意味します。
SUBSTITUTE関数は、=SUBSTITUTE(文字列,検索文字列,置換文字列,置換対象)という置換の働きをします。したがって、◆を検索して、それを改行マークに変えます、ということになる。