新庄村の我が家でも、沈丁花の花が咲き始めました。
ロウバイの方は花の輝きも香りも衰えてきました。
蝋梅の後をこの沈丁花がバトンタッチです。
しだいにたくさん咲いて念佛寺の境内を沈丁花の花の香で満たしてくれることでしょう。
No tags for this post.最近、ホームページのレスポンシブル化を少しずつ行っている。
CSSを利用してメニュー表示をしたり、ページ内を今までのTableからグリッドやFlexboxなどを使用し、その様子をブラウザで確かめている。
そんな中で、Chromeを使ってみていると、変更したはずなのに代わっていないということが度々あり、どこか記述を間違っているのかと、更に試行錯誤の時間を費やしている。
時々マイクロソフトのEdgeで確かめると、予定通り正しく表示されている。
どうも、Chromeのキャッシュが影響しているようだ。
今日たまたまであったページに、「スーパーリロード(強制再読み込み)」や「キャッシュクリア」を「Ctrl+F5」で行うという説明があり、納得。
Webサイトが最新の状態にならないときの対処法【スーパーリロード・キャッシュクリア】
旧暦ー西暦の相互変換のページのサイトメニューの表示をリニューアル。
スマートフォンやタブレットでも見やすくするために、レスポンシブルな表示にしました。
FlexboxというCSSによるページを作成してみました。
それに合わせてメニューもCSSでレシポンシブルなものに変更です。
今までも各ページのメニュー表示をできるだけ設置しようとしてjavascriptを使用して表示もしていましたが、ページによってはそのページ内のjavascriptの関係が影響しあって、メニューが動かなかったり、ページ内の計算や表示等ができなかったりして、メニューが設置できなくてトップページへの案内アイコンだけで断念してきた経緯があります。
今回は次のような体裁となりました。
[/caption]
スマートフォンやタブレットでは
スマートフォンやタブレットでのメニュー表示
今回変更作業をやっていて、メニューをすべてのページに長々と書くわけにいかないので、jsファイルにして表示しようとしても表示できず、ネットで調べていたら、コメントアウトの/* */ に全角の文字直後にあるとエラーとなるということを初めて知った。これを訂正したら、jsファイルでのメニュー表示もできるようになった。
ただ、Google検索の窓を設置したら、現在日時を取得して「西暦から旧暦へ変換」と箇所が動かないので、検索はリンクで表示することにした。
ロウバイを植えて何年になるだろうか。
新庄では咲かないからと植えても切った家もあるように聞いた。
今年はよく咲いた。
今もいい香りが漂ってくる。
これから年ごとに花が増えてきてほしいものだ。
寒い寒い冬も終わり、サンシュユやスイセン、その向こうにクリスマスローズも咲き始めた。
冬の白から、雪が溶けて枯れ葉と土とのモノトーンになり、やっと少しずつでも黄色やピンクや白色、紫色などの花が咲き始めた。
これからは草の緑との競争になるのだろう。
今日も気温が20度位まで上がるという。
自然環境調査会2018.3.19月曜日
1.池本ー事業団
ウスイロから新庄村に関わっている。
日常は動物類を研究している。
一昨年27年から水生生物を一緒に調べている。
田浪・二ツ橋・裏手の3地区を調べる。
27年度は茅見地区。
29年度、新庄川ー田浪、二ツ橋川ー二ツ橋、浦手川
4月に調査地点の決定。
7,9,2月の調査
その場で同定できるものはそこで離し、不明なものは室内で同定。
プラナリアの仲間
昆虫類120種類。
ドロバイータカハヤ
ドジョウー浦手川下流
カジカ大卵型ー絶滅危惧種
ニホンヒキガエルー岡山県では絶滅危惧種だか新庄村では普通に見られる。
トノサマガエルー日本では少なくなってきている。
ムカシトンボのヤゴー新庄村では普通
クロサナエのヤゴ
シノビアミメカワゲラの幼虫ー昔、新庄村で初めて見つかったという。今回も見つかっついる。
ナミウズムシー切っても切っても死なないという。
ゲンジボタルの幼虫ー水が綺麗だからいないかと思っていたがよく見られた。
新庄川各地点で50種類近く見られている。
平均スコア値ー7.5より高い値は良好な川と言われる。
新荘川上流、浦手川上流は良好。
「ホタルの分布調査」ー野生生物調査会。
今年2年目
世界で2000種類
日本には50種類
県内9種類。
光るホタルは3種類。
ゲンジボタルー川辺。2〜3秒でゆっくり
ヘイケボタルー水田・湿地など止水域、星の瞬きのよう
ヒメボタルー森林内、フラッシュのように短い
調査方法
任意目視調査、
地図のメッシュで集計
16年3名48件
17年
ゲンジボタル34/37ー5月末
ヘイケボタル6/37ー6月中旬
ヒメボタル9/37ー
ヘイケボタル・ヒメボタルはアクセスしにくい?ポイントを絞ってのさらなる調査
18年もできたらそれで完成させたい
田井田中
宝田・鍛冶屋
の2つのエリヤをやってみたい。
「天才を育てる新庄村の自然」ー臼井幸
カマドウマがアマゴの餌!
川と森はつながっている
ハリガネムシーカマドウマーアマゴ
アマゴがカマドウマを食べることによって水生生物を食べることが減り水生生物によって川の環境が保たれる。
なぜ水生生物調査が必要か。
川の生き物を調べようー生物によって環境の状況も判断できる。
新庄村の上流は超レアな環境だ
モリアオガエルー県では絶滅危惧種2類
本当の絶滅危惧種は
川やの山で遊ぶ子どもたち、ではないか。
子供時代に野山で遊ぶことによって、天才の育み。
カワセミの姿から新幹線の車体の形に。
自然から今の生活に生かされている
新庄村の自然に魅力がある。
アムダ農場に岡山県南から田植えにやってきた
なにもないと言われる新庄村だが、自然がいっぱい。
水中も箱メガネで生き物がいっぱい見られる。
村を上げて子どもたちの五感を育ててもらいたい。
WordPress.orgおよびJetpackを利用するためにWordPress.comにも関わることなのだが、PCでいつも使用しているChromeからブログに投稿しようとしたら、下のような画面になった。
Microsoft Edgeでブログサイトにログインしてみると
Chromeを最近使っている時に、履歴を削除したり、キャッシュを削除したり、そんなことをしたのが原因かもと思いはじめる。ブログサイトを見ると、「ログアウト」の表示があるから、ログインのままの錯覚になっていたのかもしれない。「サイト管理」のリンクをクリックすると、ログインが促され、必要事項を入力してログイン。
メニューから新規投稿をクリックすると
と無事解決。結局ログインできていないから、投稿できなかったということだけだったようだ。
いつもメール投稿することが多いので、うっかりしていたのかもしれない。
2月の読書メーター
読んだ本の数:14
読んだページ数:3115
ナイス数:862
ソウルケイジの感想
姫川玲子の活躍。殺人事件は悲しいものだが、犯人の胸の内を考えるといたたまれない。それにしても、殺された人物の特定って大変な作業だ。2月のうちに読みきれないと諦めながら、今日の午後から続きを読み始めたが、一気に残りを読み切れた。暴力団、ヤミ金、フロント企業などと、狙われた者たちの悲劇と抵抗。地道な刑事たちの捜査の賜物だ。玲子の周りの人間関係も楽しませてくれた。
読了日:02月28日 著者:誉田 哲也
我ら荒野の七重奏の感想
楽しく読了。部活動の保護者会はいろいろ大変なこともあるようには思っていたが、この吹奏楽部の保護者は大変だ。それにしても、山田陽子さん、凄いね。頼もしい。敵に回したら、かなり厄介そうだけど。吹奏楽の演奏への保護者の関わり方の負担がこれほどあるとは思ってもみなかった。陽子さんも他を批判するだけでなく、よくぞここまでやったものだ。ゴルビーとその娘の最後の関係には思わず涙を誘われた。加納さんの他の作品も読んでみたくなった。陽子シリーズもできるといいかも。
読了日:02月25日 著者:加納 朋子
おらおらでひとりいぐもの感想
2018年1月16日の史上2位の高齢で第158回芥川賞受賞ということで読む。東北弁も多く、わかりにくいところもいくつかあったが、方言故に、心の中の声が聞こえているようでよかった。古臭い考えや方言から逃げようともしていたのに。夫の周造を愛するがゆえに、自分を犠牲にする桃子。新しい生き方を求めていたのにと思い返す場面など、方言がよく響いてきた。周造を亡くしたときも。自分の考え、心の中の多くの自分と向き合っているのが、羨ましくもあった。一人でもこんなに多くの話ができるんだね。
読了日:02月23日 著者:若竹千佐子
屍人荘の殺人の感想
本屋大賞ノミネート10冊目。タイトルからして恐ろしそうな内容。殺人事件だけならドラマなどでもよく目にするが、こんなものまで出てくるとは。この手のものが出てくると、かなり引いてしまう。それは殺人犯も想定外だったのだろうが、それを利用した策はすごいと言えるのかも。それにしても面倒なトリックをやったものだ。解きほぐされていきわかった気にはなるが、面倒だ。ハウダニットも明らかになるが、果たしてあの関係性でここまでやれるのだろうか。身近な人がこの手の姿になった時に、エイッとやれるのだろうか。
読了日:02月22日 著者:今村 昌弘
ノーマンズランドの感想
姫川の活躍!過去に映像化された俳優が常に頭に浮かんできて、それはまた楽しめた。警察内の縄張り、北朝鮮拉致被害者と遺族、政治との関わり、検察官と、いろいろ絡んできて読み応えがあった。
読了日:02月16日 著者:誉田哲也
おもかげの感想
早々に、定年の日に倒れ意識不明になる主人公の竹脇。この先?そんな心配はなかった。意識のない竹脇の奥底の中で65年の人生が記憶の有無に関係なく走馬灯のように巡る。不幸と思える生い立ちながら、人にめぐり逢い、立派に人生を過ごしてきた。「貧しい家の子が金持ちの子に負ける理屈はない。親のない子が親がかりの子に負ける理屈もない。」「僕にとってのアリガトウゴザイマスは、感謝の言葉である前に、自分が生きていくために唱え続けなければならぬ、呪文のようなものだった」この言葉、誰にでも当てはまりそう。
読了日:02月12日 著者:浅田 次郎
銀河鉄道の夜の感想
きれいな影絵が素晴らしい。苦学のジョバンニにとってカンパネルラの温かい接し方が嬉しいものだ。他の子どもたちのいじめの態度もカンパネルラの言葉で救われる。2人の銀河鉄道の旅での会話が心に響く。「お母さんは、きみがいるっていうことだけでしあわせ」。サソリ座のいわれから他のために尽くすことの大切さが伝わる。そのように生きたカンパネルラ。「世界ぜんたいが幸福にならないうちは個人の幸福はありえない」という賢治の言葉はいつまでも実現できないのか。いや、自分は井戸に落ちたサソリの願いに近づけるのか。
読了日:02月10日 著者:宮沢 賢治
ふゆねこ (講談社の創作絵本)の感想
ちさとのお母さんは早くに亡くなったところから始まる。病気?事故?星になったとお父さんから聞いても、その星も見つからないから寂しかったね。そんなときにふゆねこがやって来て、お母さんのやり残したことをしてくれた。さらに祖父母がお母さんがちさとへと願っていた白猫を届けてくれた。ちさともお母さんと関わるものと一緒に過ごせることで寂しさも和らぎそう。丁寧な優しい絵とともに。
読了日:02月10日 著者:かんの ゆうこ,こみね ゆら
崩れる脳を抱きしめての感想
本屋大賞ノミネート9冊目。研修医ウスイと、脳に大きな爆弾を持つユカリとの淡い日々の物語。なんて思ってたら、ミステリーと発展し最後の最後まで楽しんだ。末期患者へのDNR(心肺蘇生をしない)の確認まで行われていた。余命数ヶ月の患者の日々の生活をどう過ごさせるか、今後も大きな課題だろう。もちろん患者自体がどう過ごしたいのかも。生きる意味があったのか、これからはあるのか。生きる意味を本人や周りの者がどう創造するのか。重篤患者のみならず、すべての人の明日の命の保証はない。さて私の生きる意味は?
読了日:02月08日 著者:知念 実希人
AX アックスの感想
本屋大賞ノミネートの8冊目。一流の殺し屋で恐妻家の兜。恐妻家を描く場面で殺し屋とのギャップがありすぎて笑えてしまうし、頷いてもしまう。殺し屋に指令を出す者とのやり取りも、張り詰めながらもどことなくユニーク。兜の人情深いところも味わい深かった。ターゲットのことやその理由を知る必要もないというのも分からないではないが、知りたかった。FINEの章は更に楽しめさせてもらった。いろいろ予想も立てながら読んだが見事に外れ、さすがそうきたか!
読了日:02月05日 著者:伊坂 幸太郎
騙し絵の牙の感想
本屋大賞ノミネートの7冊目。大手出版社の雑誌編集長の速水。出版業界の低迷し廃刊が相次ぐ中で、上司の圧力を受けつつ速水が手腕を発揮するのに惹きつけられた。場の雰囲気を和らげ自らに引き付ける話術とパフォーマンスには、あてがきされただけあって場面が目に浮かぶようで楽しめた。出版業界、書店、電子版書籍、ネット通販、作家、二次製品など多くの関係が絡むことで、編集に携わる人の大変さが少しわかった。会社としての舵取りと社員、リストラなど抱える問題の大きさに改めて気付かされた。終盤でタイトルに納得、感動。
読了日:02月04日 著者:塩田 武士
みつけよう! ふゆ (みつけよう!) (みつけよう! 4)の感想
寒い冬、外に出たくないですね。我が家の方では雪に覆われています。でもこの絵本からは冬を見つけようと。春や秋を見つけようというのはよく聞くが冬を見つけようというのに初めて出会った。出不精になる子どもたちと、もちろん大人も、こんな冬をいっぱい見つける楽しさを味わいたいものです。よし、これからウォーキングに出てみます。
読了日:02月01日 著者:ビーゲン セン
おふくさんの感想
おふくさんたちの可愛いふっくら顔がいいですね。怖い顔の鬼さんをどうしたら笑わせられるかいろいろ考える。自分たちの幸せばかりでなく他人をも幸せに考えようとするところは、日常生活でも取り入れたいものです。おにさんって、どうして豆が嫌いなのかな?笑いながら読むことができて、おふくさんたちに感謝です。
読了日:02月01日 著者:服部 美法
くろねこかあさん (幼児絵本シリーズ)の感想
くろねこかあさんと、3匹のしろねこと3匹のくろねこ。赤ちゃんを産んだお母さんから黒猫3匹分が切り取られ、空いた穴が白猫3匹分に描かれるユニークさ。それに文章もぴったり。ほぼ同じ形の子猫たちだったが少しずつ違っていて、ペアを探し合うのも面白いかなと思う。最後の寝たところでやっと白猫にも目がついた。
読了日:02月01日 著者:東 君平
読書メーター
勝木俊雄博士講演会「"染井吉野"短命説とがいせん桜」
新庄村公民館で3月4日(日曜日)13:30〜15:45 講演会が行われた。
講師:勝木俊雄(国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 多摩森林科学園チーム長)
そめいよしのーがいせん桜
多摩森林科学園桜保全ー八王子、
森に関わる研究
全国の桜の品種コレクションー50年前
ここに勤務を初めて分類をやっていった。
分類をやっている人は少ない。ー日本の野生植物・平凡社刊。2016年改訂版で桜の部分を担当。
「樹木医学研究」。「樹木医の手引き」。樹木医学会の編集委員にも携わっている。樹木医研修の研修にも携わっている。
「生き物出会い図鑑日本の桜」、岩波新書「桜」。サイエンス・アイ新書「桜の科学」(トピック的、マスコミから尋ねられる点を)
日本に自生する桜
そめいよしのは栽培品種。
野生種は○チョウジザクラ、○マメザクラr○エドヒガン、○ヤマザクラ、カスミザクラ、ミヤマザクラ、タカネザクラ、○オオヤマザクラ、オオシマザクラ、カンヒザクラ。○は新庄にもありそう。
この9種にクマノザクラを追加しようと考えている。
京都御所の紫宸殿の「左近の桜」。1000年前の平安時代から桜を愛で始める。これは種としてのヤマザクラを使っている。山桜は関東以西。一般的だったから当時から花見として見られていた。
吉野山も基本はヤマザクラ。
別のタイプで花見に使われるのは、エドヒガン。東北南部から以西。花がついたときも葉がほとんど伸びない。非常に大きく高齢で生きる幹周りが10m。日本一の大きさ。
醍醐桜も高齢て大きい。
お花見の文化は千年以上続いている。
しだれ桜。有名なのは福島県の三春の滝桜r
江戸時代になると変わったものが栽培され始めた。カンザンなと。
主な栽培品種は30種
ソメイヨシノは栽培品ーオオシマザクラとエトヒガンの交配。染井霊園。
明治になってよく広まった。東京やその他全国に
新宿御苑
成長が早い、上や横、花をつけるのも早い、だから広まった
山桜は高さ10mまで
秋の紅葉も良い。花つきも良い。鑑賞に適している。花芽1つから3個位の花。1箇所で15。
接ぎ木で増やす。こうやってクローン木を増やす。
これだけ増えると問題も出てくる。
腐りがあっても花がつくほど元気。
花が咲く仕組みとして一度。寒くならないと花がつきにくい。低温刺激。
沖縄では暖かくてソメイヨシノが咲かない。
種子島がソメイヨシノが育つ限界。冬の平均気温が15℃以内が望ましい
テグス病。花が咲いたときに葉たけだったらテンクス病。これで枯れることはない。
樹皮、内部か腐るとだめ。空洞化が進むと折れやすくなる。
危険な桜を放置してたらけしからんーー管理側の責任も問われる。
他の病虫害ー幹にコブ
高齢のソメイヨシノに出やすいー原因不明、がいせん桜でもよく見られる
(休憩)
ソメイヨシノの短命説というのもよく言われる。しかし、広まった明治時代から言われている。明治でも20年などと言われていた。其の頃古い木がなかった。ある程度成長すると頭打ちになり成長が抑えられる。その時枯れ枝が目立つようになり、鑑賞的によく思われない。進むと観賞価値がなくなる。役に立たなくなる。お花見の装置として役に立たない。
新宿御苑でも樹齢100年、弘前公園の1882年植栽のソメイヨシノ、まだまだ元気。
それより古いと思われる1878-1880植栽は管理は悪いがr生きている。幹周り数メートルというものもある。
樹齢と樹高。最初値20年で樹高はあまり変わらなくなる。環境が悪いと樹高が8mくらいにとどまっている。胸の高さで140年で3。5mのものも。樹齢とともに太っていく。
4−50年過ぎると健康状態は衰えてくる。100年過ぎても良好なものも多い。
マスコミ的には短命説が言われるが生物学的には100年以上生きれる。
福岡には50年で周囲1mを超える。
剪定は大切で長生きできない。木の皮のところが生きているので、太った古い枝は切ってやるほうが、樹齢を伸ばせる。ー弘前公園はかなり太い枝を切り落とし、細い枝をたくさん出させる。数年すれば花も見られるようになる。弘前方式。
ただ暖かいところですれば弘前方式では失敗する。腐れる。新庄村くらいだったらそこそこ強い選定をしても大丈夫かな。
腐った幹は戻らない。ー株立上に複数の幹を伸ばす。三重県の白子の不断桜ー500年位は生きていることになる。ソメイヨシノでもそのような育て方はできる。ひこばえを伸ばして3本くらいだけ伸ばすというやり方。
がいせん桜
環境は?悪化していないか?
広々とした緑地ならよく成長するが、車道灘あったら良くない。
がいせん桜ー土が数十センチは非常に悪い。地表に近いところの根っこは細い。
植物に使える土とそうでないもの。
ほっているところを見ると川砂、栄養がない。
車道には空気が入らない、水がない。それにもかかわらず両脇に水路があるのが、桜に良かったようだ。その水が長生きをさせている要因。
並木の外観。
弘前の1901年植栽はかなり大きくなる。
がいせん桜上田宅前でも80センチ。成長に成約受けている。
根っこを張るスペースがない栄養がない。
大きくなりすぎていない。不朽があまり入っていない印象を持った。寒冷で不朽菌が入っていない。大きくなりすぎると空洞ができやすい。小さいのが良かったのかもしれない。
根っこが出ていてひこばえが出るというのは上に伸びにくくなって、手っ取り早く根っこからひこばえが出やすいのかも。
なんのために桜を育てるのか。
コストに見合った効果はあるのか。
効果、文化財、費用、労力。
これらを検証する必要がある。
新宿御苑では数百万人が訪れ、その入園料で管理もできている。
最初の20年ほどはほとんどコストもかからない。初期投資数百円で植栽できる。
それ以後はいきなりコストが上がってくる。人間と同じだ。
経済原理だけで行くと、バッサリ切って新たに植栽するほうが安くつく。これをどう捉えるのかが大切。
誰が管理するか。
生活道路でもある。
村民、住民、ボランティア、管理業者、ビジネス、観光客、周辺住民、国、県、村。みんなで共通の目標を立てている。
PDCー計画・実行・評価。ACT改善。
事前評価、事後評価。
順応的管理とは。
樹木のお医者さんの診断資料が村に残っていない。その診断を記録に残していく。
土壌環境の改善ーこの方向自体は悪くない。
幹周りの不定根
これらが本当に良かったのか。
木は元気になったのか?
やる前とあとの診断が必要。
ジャノヒゲを植えていたのは継続するのが良い。人が入る、土が流れる、を防ぐ。
急激に成長が良くなった桜。ー折れる心配も出てくる。
幹は太くないのに、上の枝が張っている、うろもできている木もある。
支柱はできるだけないほうがいいが、場合によっていく必要もある。
継続した診断記録。
質問。
Q.てんぐ巣病は枯れることはないというが。
A。正常に見えているところも発症していないだけだ。発症しているところは葉だけで感傷的に悪い。数年で枯れる。木全体が枯れることはない。菌が潜伏しているので完全に取れない。
ヒコバエ、胴ぶきを取れというのは上の花が咲きにくいから問ことだが、木からするとどうぶきをいかすほうがよいが、はなを見るために上を残している。生活道路だから下のヒコバエを伸ばすのも難しい。
Q.植え替えも必要と思うが。
後継はいろいろ難しいが、がいせん桜ということからすると残せる物欲残したほうがいい。物理的な強度は検討が必要。株として活かすにはどうつきをしてヒコバエを伸ばすのが必要。
クローンを作ると言っても、どのソメイヨシノで同じなんだけど、新庄の桜のクローンというのがいいだろう。
苔やキノコが出ているということだけで枯れることはない。
ソメイヨシノは病気になりやすいと言われるが、てんぐ巣病にはなりやすいが、全体的には病虫害に強い。ソメイヨシノ時期以外にも見たいということから、多品種を植えているケースがおおく、私自身、ソメイヨシノ一辺倒は良くないとあちこちで言ってきている。
樹木医学会などで補助金的なことも把握している。
No tags for this post.まだ庭には雪が残っているが、福寿草のところは庭木の足元ということもあり、すでに顔が出せた。
庭木のないところはまだ10cmは雪も残っているのに。
黄色いおちょぼ口が覗いている。
今日も陽が射しているから、福寿草にとってはいいのだろう。
今回はノミネート10作品を読み終えるのが、この数年のうちでは、一番早かった。
4月の大賞発表が楽しみである。
読書メーターの本棚に私の思う順位で掲載してみる。
https://bookmeter.com/users/171956/bookcases/11229502
それぞれについての私のコメントは上のリンク先でご覧ください。
小中学校の頃から読書感想文がなかなかかけずに苦労してきたものだが、60過ぎてもやはり書けないと実感してしまう。
No tags for this post.1月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:3825
ナイス数:633
ねこのシジミ (イメージの森)の感想
捨て猫でも何とか人のうちで飼われてよかったね。でもシジミって面白い名前をつけられたものだ。我家の猫もそんなふうに言われてるのだろうか。シジミを藤崎さんって呼ぶお母さんの発想力はすごい!どんな思考回路なんだろう?あやかりたい。猫に起こされる場面で大笑いした。我が家も真っ先に起こされるのは私。妻は・・・。シジミのような活躍はないが、夫婦の会話のかなりの部分を猫が引き受けてくれている。
読了日:01月31日 著者:和田 誠
たゆたえども沈まずの感想
多くの資料をもとに史実とフィクションを織り交ぜた本作にも圧倒される。ゴッホの生涯と日本人の画商との関わりなど、この作品で知ることができた。美術作品に対する当時の人々や画商の受け止め方によって、左右されてしまう。今では大変な価値だが生涯に1枚も売れてなかったとは。林忠正さんや重吉もなぜ売ろうとしなかったのだろう?価値をつけるのは一般の人というのも理解できるが、画商の見る目も影響をあたえると思う。ゴッホの絵がどうやって日の目を見るようになったのかも描いてほしかった。
読了日:01月31日 著者:原田 マハ
百貨の魔法の感想
星野百貨店の社是、heart,hope,healing,home(真心、希望、癒やし家庭)、がこの物語そのものである。特に第一幕「空を泳ぐ鯨」、第四幕「精霊の鏡」では感動で涙することが多かった。コンシェルジェ芹沢結子と白い猫の存在にわくわくさせられ、その他の百貨店に勤める人たちのお客様たちの話に感動をたくさんもらえた。「笑顔が一番の魔法なの」という言葉は心に留めたい。自分を幸せにするだけでなく、周りの人をも幸せにする魔法だ。修行をしなくても誰でもできる魔法。皆で魔法を掛け合おう!
読了日:01月29日 著者:村山 早紀
星の子の感想
本屋大賞ノミネート作ということで読む。病弱な子を元気にしたいということで、力のある水からしだいに何か宗教的なものにとらわれていく家族。親戚とも距離を取るようになり意見が耳に入らなくなっていく。子どもがその中に取り込まれていくのは、なんともいたたまれない。もっと自由にいろんなことができる環境をつくってもらいたかった。作品の意図を読みきれなかった。
読了日:01月24日 著者:今村夏子
キラキラ共和国の感想
「ツバキ文具店」の続編、本屋大賞ノミネート作ということで楽しみに手にする。鳩子さんに家族ができてよかった。康成さんへの手紙とか、美雪さんへの手紙などには感動する。美雪さんをこんなふうに思えるって鳩子さんも本当にいい人だね。レディ・ババへのミツロー、QPちゃんの言葉に、ポッポちゃんも家族の大切さを改めて感じじたね。「目を瞑ってキラキラ、キラキラ」「自分が幸せになることで仕返し」「一生のうちに一人でも幸福にできたら自分は幸福」幸せがいっぱい詰まった小説だった!次作でレディ・ババさんも幸せにしてあげて。
読了日:01月24日 著者:小川 糸
さよなら、田中さんの感想
小学校4年、6年時の作品を改訂し、新たに書き下ろしてこれだけの小説が書けるなんて素晴らしい!将来が楽しみ。表題作は最後にあり同級生から見た主人公が描かれていた。それ以前の4つの章は田中花実さんが主人公。母子家庭で知りたいこともいっぱいありながら、母親のたくましく明るい生活ぶりに、楽しく過ごしている主人公が描かれていた。周りに迎合することなく人と接し力強く生きる姿が良かった。文章表現も豊かでとても中学生とは思えない作品に出会うことができた。
読了日:01月22日 著者:鈴木 るりか
ランニング・ワイルドの感想
呉市主催のアドベンチャーレースに出場した和倉たち。オリエンテーリングをしながらランニング、シーカヤック、バイクで制限時間のあるチェックポイントを通過して競う。開始間際の1本の電話から和倉には新たな試練も加わる。チームのキャップとして、そして個人としてどうメンバーや大会に臨むか。自らの職務との絡み。ゴールできるのか、要請に応えられるのか、家族は、職務は? 読みながらこちらまで息が上がってしまうようで楽しめた。
読了日:01月21日 著者:堂場 瞬一
ときどき旅に出るカフェの感想
瑛子さんが訪れるようになった憩いのカフェ・ルーズ。店主・円さんの作る海外の飲み物やスイーツのあれこれ。この小説を読んでいるだけで飲み物や食べ物を頂いているようでホッとできてしまう。10のそれぞれの話は最後に解き明かされてスッキリと終わる。仕事にしても生活にしても、常識と思えることが、自分だけの狭い了見だということが多々あるということも感じた。幸せな生活ってどんな生活?人それぞれの幸せな生活の感じ方があるのだろうが。
読了日:01月16日 著者:近藤 史恵
漫画 君たちはどう生きるかの感想
80年前に出版されたものが漫画として再登場というのもすごい。50年ほど前に私も原作を読んだこともあり、今回手にする。この漫画を多くの小中学生のみならず我々大人も味わいたいものだ。すべてが漫画ではなく、おじさんからコペル君への手紙やノートの文章は文字でしっかり記され、原作も大事にされている。多くの人との関わりの中で生き、過ちをしても正しい道に向かうこと、自分で自分を決定する力を持っていることなど、今の社会でも訴える力を持っている本だ。悩む子を優しく導くおじさんになりたいものだ。
読了日:01月15日 著者:吉野源三郎
ふたごの感想
作者のミュージシャンSEKAI NO OWARI のSaoriとしての活動もよく知らなかったけど、直木賞候補の作品ということで手にする。活動を始めるまでの様子や心の動きが、独特に表現されていた。ふたごと月島に言われてもそう思えない夏子。そう思えないと言われても一緒にいないと落ち着けない夏子。落ち込んでいる時の月島の言葉「いいじゃん、俺は寂しそうなやつって、魅力的だと思うよ」「仲良くなれるからさ」こんなふうにいえる月島はすごい。辛く思っている人にこんな素敵な言葉が言える人っていいなぁ。
読了日:01月14日 著者:藤崎 彩織(SEKAI NO OWARI)
神さまたちの遊ぶ庭の感想
福井から北海道大雪山の近くのトムラウシに山村留学した宮下家族の1年間の軌跡。氷点下20度を度々下回る冬とか、最高気温が20度に達しない夏、数人のクラスの様子、作者だけでなく読んでいるものも驚きばかり。地区の人と一体となっている学校の楽しそうなこと。勉強も必要なことだが、大人と子どもが知恵を絞りながら充実した日々を過ごせるのは、とても素晴らしいことだ。生きる力はとても強い。よそから入ってくる人を受け入れる地域の人たちの包容力もすごいものだ。
読了日:01月11日 著者:宮下 奈都
ホワイトラビットの感想
なかなか乗れなかった。後からあれは、この人は、なんて出てきて、面白さを感じる前に冷めてしまった。何とか最後までは目を通す。
読了日:01月08日 著者:伊坂 幸太郎
彼方の友への感想
感動しながら読み終えた。戦前戦後を通して女性雑誌を関わり続けてきた佐倉ハツ(波津子)の熱い胸の内がよく伝わってきた。目に見えない多くの読者を「彼方の友」として、戦中の苦難の中でも「友へ、最上のものを」と夢を与え続けた。雑誌の付録であったフローラ・ゲームのカードや、波津子の親しむ言葉遊びの音符が、物語の中で波津子らの心の思いを強く印象づけていた。戦争による文芸への圧力、出兵によって多くの人材の消失の中でも「友」を力づけようとする波津子らに胸打たれる。最後の音符やペンに涙腺は緩むばかり。
読了日:01月06日 著者:伊吹 有喜
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台所に置いていた幸来花もよく咲いてくれた。
すでに力尽きてきてる花もある。
太陽にあたって咲ければよかったのだろうが、岡山県北の新庄村では、雪の中、おまけに今年の寒さはすごいものだった。真冬日が続くことも多かったのだから。
打から、花の色も赤くなれずに、オレンジ色に終わってしまった。
花の少ない時期に楽しませてもらった。
我が家の庭先にずっと佇むのは、クロツグミなの?
眉班もないので、ツグミとはちょっと違うようだし。
幼鳥なのか、体はずんぐりしている。
ときおり、ガマズミのみを食べては、また日向ぼっこ。
我家の猫もその姿が気になる。