「人は『心の目』でも風景を見て、頭の中に、」黒澤達矢さん #book #dokusyo

読売新聞2012.7.15日曜版「オンリーワン」の記事。
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鳥瞰図で大事なのは、どううまくデフォルメ(変形)させるか。
人は『心の目』でも風景を見ていて、頭の中に、その場所や地図のイメージがある。それを形にするのが仕事です。
(鳥瞰図絵師。宮城県立築館高卒。桑沢デザイン研究所でデザインを学ぶ。)
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人は心の目でも風景を見ている、ということばに引かれた。
人の目はカメラの目とは随分異なっているというのはよく感じている。いい景色に出会い、カメラにおさめても、あれっこの山はもっと大きかったのに、もっと高かったのに、この葉はもっと鮮やかだったのに等とよく思う。
もちろんカメラの腕があるのだろうが、人の目はそんな腕は何も要らない。
あるがまま見させてくれる。心の目が際たたせてくれる。
もちろん心の目を育てることは必要なのかもしれないが、それは曇らせないようにすることくらいで大丈夫なような気もする。

今の世をどの角度から透かし百合 #jhaiku #haiku #hana #flower #photoikku

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透かし百合は花びらと花びらの付け根のところに隙間があることから、「透かし」の名前がついたという。
私たちの目から見えるものは、この透かし百合のように小さな隙間から覗けているだけなのかもしれない。
テレビ、新聞などから得た情報は強く伝わるけれども、それ以外にもいろんなことがある。
原子力発電の問題、消費税問題、小沢一郎新党立ち上げ、大津市の中学二年生の自殺問題、集中豪雨、等々。
私たちの目はどこに向くのか?
小さな隙間から覗くだけでなく、いろんなことを透かしてその奥にどんなことがあるのかを見通せればいいのだが。

姫蛍傘骨のそばに身を寄せて #jhaiku #haiku #photoikku

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近所の人に誘われて、姫蛍を見に出かけた。
二回の点滅で一秒ほどという早い点滅だった。
体も小さい。

これほど見えるのならと一旦家に帰ってカメラを持ってきた。
光も小さく、一分程の開放ではまったく写ってなかった。
撮影方法もよくわからない。

花開く孔雀サボテン今年また #jhaiku #haiku #hana #photoikku

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孔雀サボテンの茎?はいつも元気なく、今年は咲くのだろうかと気にかけていたが、咲いてくれた。
綺麗に。
茎が折れてしまうのではないこと思われるほどの大きな花をつけた。

朝顔の一番乗りと顔を出す #hana #flower #jhaiku #haiku #photoikku #fhaiku

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7月5日、西洋朝顔ヘブンリーブルーが一つ咲いた。
我が家の朝顔の中で一番乗り。
そのせいか、大きな顔をしてる。
綺麗な青色だ。
これから花開くのが増えてくると思うと楽しみだ。
熱い夏を涼しくしておくれ。

じゃが芋の花の跡にも実が成りて本家を名乗り天地争う #jtanka #photoikku

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じゃが芋を植えたのはまだ3回ほどだが、じゃが芋の花の跡にも実がなるなんて初めての経験。
近所の人でも、花が咲いたら花柄を摘んでしまうという人のことも聞いていたのだが、まさかこんなことになるなんて。
この後どんなになるか、ひとつはそのままにしておこうと思っている。
花の跡の実がじゃが芋にまでなれるのか、やはり地中の地下茎が大きくなった塊茎がじゃが芋になるのか。
勝負の行方はわかっておりながら、楽しみたい。
じゃが芋はナス科の植物だから茄子のように実が成るの?

押さえられひねくれ出したこんにゃくも 大地とともに伸びゆく若芽 #jtanka #p hotoikku

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自然の力ってすごいものだ。
箱の中に入れたままにしていた、ソフトポール大のこんにゃく芋からグチャっと曲がって芽が出ていた。
こんにゃくに加工するつもりでいたが、慌てて畑に埋めた。
7月1日には、ご覧の通りの立派な真っ直ぐの茎になって伸びていた。
早くから植えていた親指大の小芋の茎をあっという間に、追い越してしまった。
もうだめだろうかと思っていたからほっとしている。
今年は保存の仕方に気をつけることと、たくさんこんにゃくに加工しよう。

紫に黒ほおずきは花咲かせ #jhaiku #haiku #fhaiku #hana #photoikku

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黒ほおずきが大きくなった。
ほおずきは鬼灯とか酸漿と書く。
この写真は、黒ほおずきで袋が黒っぽくなる。
花の色が薄紫で綺麗です。
今年植えた場所は肥料もよかったのか、ずいぶん大きく育ちました。

紫陽花や雨ニモマケズ気分かえ #jhaiku #haiku #hana #photoikku

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紫陽花もいろんな種類があるようだ。
我が家には数も少なく、花がつく前に頭を虫に切られてしまうものもある。
花も時期とともに少しずつ花の色が変わっていく。
場所によって変わったり。
花や生き物はその場その場に適した形や色に変わっていく。
人もまたそうなのだろう。

合鴨は田の草管理ばちゃばちゃと #jhaiku #haiku #photoikku

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有機農法の一つとしてここでは農薬で草などをなくすのではなく、合鴨を水田の中で飼うことによって草をなくそうとしている。
合鴨も草を食べるだけでお腹を満たすことはできないから、餌ももらっているということだった。
合鴨がおしりを振りながら、稲の間を動き回る姿は、可愛いものである。

花穂だし今か今かと半夏生 #hana #jhaiku #hailu #photoikku

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今日は、半夏生。
夏至から11日目に当たる日。
梅雨が明け田植えの終期とされる日ということだ。
写真は、2日前に写したものです。
あいにく、昨日、今日と雨が降り続いています。
今週はずっと雨予報なので、梅雨明けはまだ先のようです。
半夏生の花はいつ咲くのでしょうか?
まだ花穂も出ていない株もあります。
葉っぱが白くなるのももう少しかかりそうです。
去年より株も増えています。

笹百合の華奢な身体に笑ほこる #hana #flower #jhaiku #haiku #photoikku

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ササユリの茎はどうしてこんなにも細いのだろう。
ササユリの花はどうしてこんなにも大きいのだろう。
毎年一輪だけしか咲かないが、いつも思う。
笹百合。
増やしたいと思いながらも、増やす方法について調べたことがない。
どうして調べないのだろう。

日常の気づきを紫露草 #hana #jhaiku #haiku #photoikku

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ムラサキツユクサは小さい時から見慣れた花の一つ。
当たり前に咲いていた。
花びらも大きく、よく目立つ。
でもその花をよく見ると
雄しべのあたりが何やら面白い。
当たり前に見ていた花から、新たに気づけることの喜び。
面白さを感じれることの喜び。
我が事に関わらなくても喜びを感じることができる。
花の力。

日没に引き寄せられる雲と我 #mysky #jhaiku #haiku #photoikku

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雲の形はいろいろな表情をする。
その表情を、太陽の光がさらに盛り上げてくれる。
そのものだけの力より、周りによる力でますます生き生きすることにもなる。
もちろんその逆もあるだろう。

人が生き生きと笑顔で過ごせるそんな光に、たとえどんなかすかな光でもなれるといいな。

ふわふわと黒種草が宇宙(そら)を飛ぶ #jhaiku #haiku #hana #flower #photoik ku

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学名からニゲラともいうそうです。
我が家には白い花しかないですが、花の色も青とかピンクもあるようです。
花のあと黒い実ができるから、黒種草という。
その黒い実は丸いボールの中にできるのですが、いつ見てもアンテナなどたくさん張り出した人工衛星のように見えるのが、面白くて好きです。

じゃが芋の育ちの前に花パチリ #hana #jhaiku photoikku

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今年のじゃがいもの育ち具合はどんなだろう?
近所の人より1週間は遅く種芋を植えた。
じゃがいもの育ちも気になるが、それより前にこの花の写真を撮らないとね。
淡い紫色の花弁がかわいい。黄色がアクセントをきかせている。

夕焼けを見ては今宵も蛍狩り #kigo #mysky #jhaiku #haiku #photoikku

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一本の光の筋となっている夕焼け雲。
さて今夜は蛍も出ているのだろうかと、時期になると思い始める。
子どもの頃から言えば河川の様子も随分変わり、蛍も住みにくくなってきているようだ。
子どもの頃は家のすぐ前の川でも見えたのに、今は川の三方が石とコンクリートで固められている。
ホタルを見るためには、10分ほどは歩かないとダメだ。
蛍を見に出かけるのも、いいひととき。
蛍がいてもいなくても。
また来よう、と言える人がいるから。