エクセルのセルにチェックボックスを作成し、条件付き書式で利用

[開発]タブが表示されていないときは、エクセルのリボンの[エクセルオプション]>[基本設定]>

エクセル開発にチェック

 

「[開発]タブをリボンに表示する」にチェックを入れる。

開発コントロール

 

[ 開発 ]タブの[ コントロール ]メニューの[ 挿入 ]から「チェックボタン」をクリックして、必要なセルでクリックする。

チェックボックス チェックボックス2

チェックボックスの後ろの「チェック・・」は不要なので、削除する。

チェックボックス書式設定

 

チェックボックスを右クリックし、プロパティから「コントロールの書式設定」をクリックし、

コントロールのリンク

 

リンク先のセルを設定しておく。これにより、チェックされると、「TRUE」、そうでなければ「FALSE」と表示され、集計や書式設定にも利用できる。

チェックボックスリンク

 

チェックで書式設定

 

こうして、書式設定しておけば、チェックに合わせてその行全体を把握しやすくなる。

チェックボックスをコピーして貼り付けや、セルのドラッグでコピーしても、リンク先を一つ一つ設定しなおさないといけないのは、ちょっと厄介。マクロでの設定方法もあるようなので、またいつか、学ばせてもらおう。

エクセルの表で1行おきに色を変える

項目や行数が多くなると、1行おきに色を変えたくなる。

そんな時に便利なのが、条件付き書式で、色を設定することだ。

「条件付き書式」>「新しいルール」>「数式を使用して、書式設定するセルを決定」と選んでいって、

「ルールの内容」>「次の数式を満たす場合に値を書式設定」の欄に次のように入力する。1行ごとに色の条件付き書式

「 =MOD(ROW(),2)=0 」という数式を入力し、書式で「塗りつぶし」タブのところで、適当な色を選択する。

列の方も1列ごとに色を変えたい場合は、同様にして

「 =MOD(COLUMN(),2)=0 」という数式を入力して、同様に書式を設定する。

1行1列ごとの色分けルール

「適用先」を表の範囲として例えば「 $A$1:$R$50 」というふうに設定すれば、1行ごと、1列ごとに色が塗り分けられていく。

数式で設定しておくと便利なのが、途中から行や列を増やしたり、逆に減らしたりしても、「1行ごとに色を変える」ということには変わりがないということだ。数式を使わずに色を変えることはできるが、その時は、行列の増減で同じ色が並んでしまって、また最初から設定という面倒なことが生じてしまう。また、表を並び変えたりしても、1行列ごとの色に変わりがないということも数式で設定のメリットがある。