霧の中山は見えねど青葉潮 #jhaiku #haiku #kigo #photoikku

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霧にすっぽり隠れて遠くの山々は見えない今朝。
霧の海の中にいる。
遥か彼方の海はどんなだろう。
青葉潮に乗ってたくさんの鰹がやってきているのだろうか。
一本釣りに上げられているのだろうか。
目に青葉は見えないけれど、初鰹はいったいいつになったら口に入るのだろう。
まだ、不如帰の声も聞いていない。 
山がなくなってしまったからか。

苗売りを待ちくたびれて日が沈む #mysky #kigo #jhaiku #haiku # photoikku

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水田はあと苗を待つばかり。
苗を待っているのに、いつまでも苗売りはやってこない。
辺りはしだいに薄暗くなりはじめた。
水田には赤く染まりかけた空が、「また明日」と言っている。
また明日か?
明日は大丈夫?

眩しくて恥ずかしのか春だから #hana #flower #jhaiku #haiku #photoikku

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クリスマスローズはいつもうつむき加減。
恥ずかしいの?
お日様が眩しいの?
大きくなってもやはり下向きに咲いている。
クリスマスローズという名前が、気になるの?
もうクリスマスから4ヶ月も過ぎてるからね。

夕日影枝垂れ桜に名残惜し #hana #jhaiku #haiku #photoikku

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夕陽が枝垂れ桜を照らしている。
もうあとわずかで夕陽は沈んでしまう。
枝垂れ桜を照らすのも、あとわずか。
あすはまた出会えるのかどうかわからない。
曇りや雨だったら、桜も見ることはできない。
桜も散り初めており、一夜の嵐で明日には花も残っていないかもしれない。
そんな桜に心が惹かれる。

黄昏の枝垂れ桜を輝かすよき年あゆむ遠く眺めて #hana #jhaiku #haiku #jtank a #photoikku

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新庄のソメイヨシノのがいせん桜もほとんど散り、今は町裏のしだれざくらが満開。
夕陽が当たり、輝いていた。
また一年先までしばらくお別れ。
今年一年が良いとしであるように、祈りたい。
遠くで笠杖山が招いている。

キャットアイいぬのふぐりの花に似てブルーの瞳心ときめく #jhaiku #haiku #h ana #flower #photoikku

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雪解けのあと真っ先に見える花、おおいぬのふぐり。
この写真は、タチイヌノフグリ。
花のあとできる実が、犬のふぐりに似ているところから、名付けられたという。
英語名ではBird’s eye、鳥の目というそうである。

ひらひらりみちそめいよしみどり待つ #hana #jhaiku #haiku #photoikku

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新庄村の出雲街道宿場街、道の両側にソメイヨシノの桜並木が続く。
多くの人が訪れた。
愛でられたその桜も、また来年に向けてのエネルギーを蓄える準備をし始めた。
みちには、花びらが絨毯のように敷き詰められた。

幸来花しあわせ満ちて紅潮す #hana #flower #jhaiku #haiku #photoikku

以前にも写真をメールで送っていただいたから、また送っていただくことができた。

というのも、幸来花が背丈も高くなってきたし、オレンジ色の花から次第に赤い花になって来たとお聞きし、ぜひ写真を送って下さいとお願いしたものです。

10cmもあるかないかの小さなものをさしあげていたのが、これほどまで立派に育て上げられて、嬉しい限りです。それもまた、写真までいただきました。

葉っぱが、あるいは葉っぱのに着いてくる小さな子供が土の上に落ちて、育ち始める。

次々に増えて人を笑顔にさせてくれるから、幸来花(こうらいか)と名付けられたのだろうか。

幸来花ーこうらいか

幸来花 2 ーこうらいか

新庄の桜トンネル花吹雪 #hana #flower #jhaiku #haiku #photoikku #photo

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新庄宿のがいせん桜は花のトンネルとなり、多くの人を引き寄せてきた。
その桜もちらりひらりと散りはじめてきた。
これからは、新緑がまた綺麗になりますよ。
花だけでなく、新緑もご覧になってください。

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西暦1757年2月17日が消えた!宝暦7年1月1日の前日の西暦は?

私のサイトに作成している「旧暦-西暦の相互変換」について、「ご感想はこちらへ」をクリックして送信してくださった方から、次のようなお問い合わせがあった。

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西暦1957年2月17日が不明なので、お手数でしょうが、調査をお願いします。



2.旧暦(和暦)から西暦に変換を使用して、「宝暦6年12月29日」を入力すると、「西暦1757年2月16日」と表示されます。



同様に、「宝暦6年12月30日」を入力すると、「指定した月は小の月です。29日までしかありません。」と表示されます。



同様に、「宝暦7年1月1日」を入力すると、「西暦1757年2月18日」と表示されます。



以上、よろしくお願いします。

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「西暦1957年2月17日」は単純に「西暦1757年2月17日」であることが、文面から分かった。問題はそれではなく、宝暦6年12月29日」と「宝暦6年12月30日」、「宝暦7年1月1日」の西暦がどうなっているかなのです。

1日が抜けているということは、暦の信頼を失うことにもなるし、もとにした書籍の信頼にもかかわるので、調査してみた。

しばらくこの旧暦-西暦の相互変換」の手入れをしていないので、確認することができるかどうか、宝暦6年のところの記述をうまく確認することができるか、またその記述の間違いなどを確認できるか、など不安を次々に抱えながらの調査でした。

元にしております「日本史小百科 暦」に立ち返り、再計算をいたしましたところ、記述を間違えていたことが判明しました。

 
正しくは
宝暦6年12月27日→1757年2月15日
宝暦6年12月28日→1757年2月16日
宝暦6年12月29日→1757年2月17日
宝暦6年12月30日→「指定した月は小の月です。29日までしかありません。」
宝暦7年1月1日→1757年2月18日
 
となるようです。
ご指摘をありがとうございます。
 
現在、桓武天皇の時代の天応元年まで、西暦(グレゴリオ暦)に変換できるようにしているので、あと200年近くは、その参考図書から導き出せるはずだが、今回も時間の都合上、遡ることができなかった。
 
今後ともこのような指摘を頂けると、作ったことの喜びを感じることができる。