「寄島町指定天然記念物(平成16年2月2日指定)」の説明板には次のように記されている。
アツケシソウ(アカザ科・アツケシソウ属)
<生態>アツケシソウは海水の流入する沼地(塩湿地)に生育する一年草である。茎は多くの枝に別れ、草丈は10〜40cmに達する。葉は肉質で鱗片状に退化している。秋には、全体が緑から紅色に変わるので、サンゴソウの別名がある。
<分布>北半球に広く分布しているが、日本では、現在、北海道・岡山県・香川県で生育が確認されている。本州の自生地としては、寄島町が唯一であるといわれている。
白黒の画像がしだいにフルカラーに変化する写真で、赤い厚岸草を見るのもいいものです。
アツケシソウ(厚岸草、珊瑚草)X線写真からカラーへと比べてみてください。2007年10月23日撮影