小学校、中学校は児童生徒に対して授業を行うのはもちろんです。その授業で使用する教科書から教員が授業で使用する一切のものは公の予算で行われています。もちろん、教員の自己負担で購入され使用されているものもあるでしょう。
ここでは、市町村立の小学校、中学校の予算はどのような仕組みで学校に届いているのか、また学校に配置される教職員の人数がどのように決められているのかを、法律に基づきながら検討したものです。
教職員の標準定数のページでは、昭和55年の基準から平成18年度までの様子を比べることができます。現在の児童・生徒数から決められる学級数に応じてどのように違うのか比べて見てください。最近の分析はできていませんが、検討する資料とは成るのではないでしょうか。
市町村の小学校、中学校に配置される教職員は、大部分が都道府県が採用して配置します。その人数は基本的には標準法に基づいて学級数に応じて配置されます。ところが同規模であっても教員の人数が異なっていることもあります。それがどのような仕組みで配置されているのかを検討するために作成したものです。
それぞれの学校だけの予算を実際に教育委員会から配分された予算と比較することができます。また市町村ごとに学校数・学級数をまとめて市町村の教育予算と比較することができます。地方交付税は国からは教育にはいくらと計算されてまとめて市町村に配分されますが、実際に使うのは市町村です。教育のための予算が他の予算として使われていないかどうかを検討するために作成したものです。