10月の読書記録

2012年10月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2863ページ
ナイス数:61ナイス
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■禅が教えてくれる 美しい人をつくる「所作」の基本
禅語を交えながら人としての美しい所作のあり方を解いている。心が所作に現れてくるという。人が気持ちよく過ごせるように心がける。亡己利他(もうこりた)。ひとつでも続けることによって美しくなれる。腹式呼吸については今心がけていることだったので、少しは姿がよくなれるかもしれない。
読了日:10月31日 著者:枡野 俊明
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■まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)
便利屋さんの話。タダではないようだが、いくらもらってるの?って思う。いろんな仕事を受けていくが、時間でいくらというだけでは割に合わない。それも行天が来てから一層。互いに家族と別れたこと、多田は行天との過去の経緯、これらをやり直すことはできないが、人に幸せを感じてもらうことによって自らの幸せを見出そうとする姿に感動。行天さん、あまり多田さんを仰天させるようなことばかりしないでよ。
読了日:10月30日 著者:三浦 しをん
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■解
学生時代に小説家と政治家を目指した2人。新聞記者から作家になる困難さ。政治家の金の大切さ。現代の20年ほどを投影しながら、この政治家はあの人?なんて思いながら読んでしまった。クリーンと思われていた政治家なのだが、スタートが汚れていた。最後の解がどう導かれるのか、楽しみに読めた。
読了日:10月26日 著者:堂場 瞬一
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■さよならクリストファー・ロビン
書き出しに、「ずっとむかし、ぼくたちはみんな、誰かが書いたお話の中に住んでいて、ほんとうは存在しないのだ、といううわさが流れた。」と。作品の中に、昔話、童話、アニメなどいろんな物が出てくる。???何だろう?「お伽草紙」のなかの、ぼくとパパのやりとり、「死んだらどうなるの?」「赤ちゃんに戻るの」はよかった。一体私って何なのだろう。私の中に生きている浦島太郎や鉄腕アトムとは違うのだが、そんな話のパーツが組み合わさって私が成り立ってるのだろうか?
読了日:10月20日 著者:高橋 源一郎
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■日曜日の夕刊
12の短篇集。どれもちょっと切なく、心温まる話。中でも、「後藤を待ちながら」は中学校時代にみんなにいじめられ自殺未遂後、転校していったゴッちゃんが同窓会に来るという。みんな落ち着かないが、武史は、今我が子陽司がイジメられ学校に行けなくなって初めて過去を振り返る。会場内の子どもと遊んでいた陽司は鬼ごっこで追い詰められずぶ濡れに。それに気づいたゴッちゃんが、親切に手当し、陽司の父親を懐かしみながら会場には顔を出さず帰っていく。いじめたことが深く心に残っているさまが描かれる。自分の心は騙せないよね。「卒業ホーム
読了日:10月14日 著者:重松 清
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■カラフル
何かまずいことをして亡くなった魂がプラプラのガイドの元、復活へのチャンスを与えられた話。その中で、人は様々でカラフル、同じ人でもその時々でいろんな色合いを見せる。何かで自分を開放できることの素晴らしさ、過去に囚われずに生活することによって未来も拓ける。昨日と今日は、続いてはいない別のものだから、過去に囚われずに生きよう。誰もが誰かをちょっとずつ誤解したりされたりしながら生きている、さびしいことだが、だからうまくいく場合もあると。このカラフルな世の中に自分の色がどんなものかわからないが、混ぜ込みながら生きて
読了日:10月12日 著者:森 絵都
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■二重生活
白石珠はボードリヤールの「他者の後をつけること、自分を他者と置き換えること・・・それは一個の目的となりうる」という文に共感し、実行に移す。その中で近所の人の意外な面を知ってしまう。それとともに自分を振り返って、同棲中の卓也が、仕事と言いながら年上の女性と浮気をしているのではないかと疑心暗鬼になってしまう。妄想が膨らんで不安に。他人に自分を曝け出せる人もないだろう。人のことを知りたいと思う反面、人に知られたくない自分もいる。二重生活をみんなどこかの部分でしてるんだろうね。
読了日:10月8日 著者:小池 真理子
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■死命
連続女性殺人事件を起こす榊信一。彼をそうさせるのはなぜか、しだいに明らかになっていく。事件を追う刑事の蒼井凌。ともに自分の命を賭けて目的達成をしようとしている。どちらが先になるのか。事件がどう解決を迎えるのか、家族とのつながり、愛する人との出会いと別れ、生きることの意味、いろいろ考えさせられた。最後は、泣けてきた。必死に生きて人を愛し大切な存在を遺すことができた。それでもう十分だ。澄乃さんは無念だったろうな。
読了日:10月7日 著者:薬丸 岳
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■阪急電車
最近では珍しく2度目を読む。電車の中でよく見かけそうな登場人物たち。ウェディングドレスの人はまず見ないだろうが。様々な人をウォッチングしたくなる。温かい人とのつながりで人生が変わったり、変えてあげる事ができたらいいだろうなと思う。幸せな気分になれた。
読了日:10月6日 著者:有川 浩
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▼読書メーター
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菩提寺に学成ればとて銀杏付く #jhaiku

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那岐山の菩提寺に大銀杏がある。
9歳で父を殺され、賢いからとここで学ぶことになった。
銀杏の枝を杖にしてここまで登ってきた。
学成れば根付けよ
と法然上人、当時は勢至丸はこの土地に突き刺した。
それが、この大銀杏になったという。
目通り周囲約12m、高さ約45m、樹齢推定900年と言われている。国の天然記念物となっている。
銀杏が紅葉するのは11月下旬だそうだ。

夜長をも輝かす灯や本の中 #jhaiku 『カラフル』(森 絵都・著)を読んで #book 

あなたの色はどんな色?これに答えることのできる人いますか?
主人公は自分の色を捨ててしまい、再チャレンジのチャンスを与えられます。

今のあなたは、本当のあなたですか?
他人の魂が乗り移っていないですか?

この世の中は多くの人がそれぞれの色を出しカラフルです。
あなたの色をいろんなところに散りばめて、もっと鮮やかにしてみましょう。

今まさに紅葉の季節。

あなたの色があるから周りも輝いているのです。

そんなあなたの色がこの本から見つかればいいですね。

きっと見つかります。

 

死んだはずの僕の魂は、「抽選」に当たり「真」君の身体に乗り移った。その「ホームステイ」先で過ちをやり直すことができれば、もとに戻れるという。自分の本当の姿はどんなものだろうか?真君は絵を描くときはいやなことも忘れることができた。周りの大人や同級生もそれぞれ個性的な色を発揮している。カラフルな世の中に自分の色を混ぜながら生きることの素晴らしさに気づいていく。

『カラフル』(森 絵都・著)理論社

高みより日の出まだかと紫苑見る #hana #jhaiku

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紫苑は大きくなりました。
もう私の背丈よりも高くなっています。
高いだけあって茎も頑丈です。
強い風にも倒れることもなく、しゃきっと立っています。
最近、日の出はどんどん遅くなっています。
日の出はまだかと、紫苑も背伸びばかりして眺めているようです。

掃き溜めにふと振り向かす白き花 #hana #jhaiku

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この小さな花はハキダメギク(掃溜菊)というそうだ。東京の世田谷の掃き溜めで初めて見つかったことによるそうだ。
牧野富太郎の命名だそうだ。
内側の黄色い筒状花の周りの白い舌状花がとっても可愛い。
こんな可愛い花なのに、ハキダメギク(掃溜菊)は、かわいそう。

金木犀密やかにいても薫り満つ #hana #jhaiku

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金木犀が咲き始めた。
でも今年は、今のところ花が少なそう。
ふーむ、また剪定の時期を間違ったのかと、不安がよぎる。
トイレにも一枝挿しているのが、とてもいい。
最近は、芳香剤のCMをよく見るが、この金木犀の方が好きだ。

温もりを半々に取る猫ふたり #jhaiku #neko

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デロンギを挟んで温もりを平等に半分ずつ受けている。
温もりという点では半々の平等にも見えるが、
一方は猫ベッドに丸くなり、
他方は、そこから追い出されたのか、一人で伸び伸びと休みたいと思ったのか、反対のカーペットだけのところ。
いきさつは定かでないにしても、トラジが先に猫ベッドに居たから、モクレンが仕方なしに反対側に回って、伸び伸びできる良さを良しとしてるのだろう。
その時、その場での、良い所を見つける。

青空を虹色に染め夢開く #jhaiku #book

航空自衛隊の戦闘機隊員の中でされに選ばれたものが、ブルーインパルスの飛行隊員になれるという。

有川浩著『空飛ぶ広報室』の主人公スカイというタックネームでブルーインパルスの隊員としての内示も出たばかりなのに、歩行中に車が突っ込んできて右足の骨折をしてしまう。リハビリを終えて普通の生活はできるようになったものの、飛行隊員、ましてやブルーインパルスの隊員にはなれなくなってしまった。小さいころの憧れの職業でその夢をつかむまであと一息のところだったのに、心がポキッと折れてしまっても不思議でないくらいだ。

スカイ、本名は空井大祐は、P免(パイロット罷免)となり、転属となり、航空自衛隊航空幕僚広報室へ入った。広報官になったのである。
なれない仕事ながら周りの上司の指導も受け、航空自衛隊を人々にその存在を認めてもらうための広報に力を注ぐ。

自衛隊は軍隊だと嫌悪する帝都テレビの稲葉リカの取材を受け、自衛隊が国民の中に十分理解されていないことを再認識し、広報の大切さを知っていく。リカも強引な警察回りの記者をしていたが、強引さが裏目に出てテレビのディレクターになっていた。お互いに自分が求めていた仕事から引き離されていったのに、空井のほうが早く立ち直って行ってることに気づいていく。

アイドルグループがテレ番組の中でブルーインパルスを使うという形で、広報としての大きな仕事を成功させるまでになった。

小説内に出てくることばで、こういうのがあった。自虐ネタとして、
 

航空自衛隊は勇猛果敢・支離滅裂、
陸上自衛隊は用意周到・動脈硬化、
海上自衛隊は伝統墨守・唯我独尊、
統幕は高位高官・権限皆無、
内局は優柔不断・本末転倒、

とでていた。「あまり不愉快に思う人がいないのは、これを作ったのが何十年か前防衛記者会見だって説があるから・・・」さらに

防衛記者会は浅学非才・馬鹿丸出し

だという。
「自衛隊を皮肉りながら最後に自分を一番落としてくるところ、バランス感覚が抜群ですよね」と、自衛隊を取材して有川さんは書いているのだろうに、こんなこと書いていいの?って思ってしまう。そういえば、『県庁おもてなし課』でもかなり県庁職員のことを書いていましたね。

ネットで検索してみると http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3312326.html に『勇猛果敢・支離滅裂 航空自衛隊』などの記述があるから、でたらめでもないようです。おもしろい!

 

有川浩著『空飛ぶ広報室』幻冬舎2012年7月25日第1刷発行

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ホトトギス鳴き声も無く咲き誇り #hana #jhaiku

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庭のホトトギスが咲き乱れている。
一枝にズラズラと咲くのは見事だ。
空を飛ぶホトトギスは、大きな声で鳴くが、なかなかその姿を見ることもできない。
花と鳥に同じ名前がついているというのも面白い。

ご先祖の墓参通知に曼珠沙華 #hana #jhaiku

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お墓参りの頃になると決まって咲いてくれる曼珠沙華。
彼岸花とはよく言ったものです。
まるで、ご先祖様がスケジュール表に登録していて、子孫が墓参りを忘れないようにしてくれているみたいです。
アラーム音もバイブレーションもなく、ホーム画面に赤い色が次々に咲いて、知らせてくれます。
彼岸花の茎がではじめたら、そろそろ掃除をしてください、
花の蕾の赤いのが見えはじめたら、花を立てる準備をしてください、
花が咲き始めたら、お線香やお供えを持って墓参りしてください、
と言っているみたいです。

秋分を迎えてふと振り返る 時の移ろい秋桜の花 #hana #jtanka

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気持ちの良い秋分の日。
外へ出てみると、コスモスが咲き、ススキも穂を開きたくてうずうずしている。
秋の桜と書いて、秋桜、コスモス。
もっとおひさま照っておくれよと。

額で辞書を読む。ハイテク機器「オーデコ」

2009年、カメラで障害物の存在だけでなく大まかな輪郭をもとらえる装置「オーデコ」が発売された。

鉢巻状のバンダナの額部分に仕込まれた小型カメラで前方三メートルあまりの映像を捉え、それを微弱な電気刺激で額に平面図として描く。紙面の文字をカメラで捉え、振動ピンを通じて触れる電光掲示板のように指先で触れて読み取るオプタコン(ひと昔前に利用された触読機)という機械の技術を応用したものだという。私は、このオプタコンを小学校低学年から習い、大学院を終えるまで毎日活用し、英語やフランス語の辞書を引き、墨字や楽譜を読んでいた。

最初はおでこがチリチリしていることしかわからないのだが、オプタコン時代に慣れ親しんだ、電光掲示板に流れる平面図のイメージを思い出すにつれ、そのチリチリが「点」であることが認識できた。カメラを動かすために顔を少し上下させると、眉間の真上辺りにあったチリチリの点が消えたり現れたりする。顔をゆっくり下に動かしていくとその点がハの字に開いた線となり、さらに下に行くとその線の間に横線が生まれる。最初に感じた点は、三角形の頂点だったわけだ。これで三角形が認知できたことになる。

三宮麻由子著『ルポエッセイ 感じて歩く』岩波書店、2012年6月6日 第1刷

このような機械での電気信号を受けるといってもそれを文字として認識し、さらに辞書なども読んでいく三宮さんの大変な学習と今期を必要としそうだ。見えていても辞書を読むなんて大義になってしまいそうなのに、額で一字一字を感じながら読んでいくなんて気が遠くなるような作業に思える。

 

雨の音は、実にたくさんのことを教えてくれる

いつもなら、ぶつかるまで分からない路上駐車の車の存在や、手で触れることのできない民家の屋根の高さ、けとばさなければわからない路肩の空き缶、遠慮してなるべく触らないようにしているよその家の文の材質・・・・・・。それら、普段は黙っている物たちが、雨雫が当たることで音を授かり、「雨語」を話し出す。
「屋根でござる。高さはこのぐらいで、材料はトタンでござる」
「おいら空き缶。こんなとこに捨てられちまって、冷てえぜ」
「イェー、おれポルシェ。雨に濡れた形もいけてるだろ?」
とまあ、そんなことを言っているのかどうかはわからないが、ともかく、雨が地上に新たな音を届けると、街全体が目覚め、さまざまなものの存在を私の耳に伝えてくれるのだ。

三宮麻由子著『ルポエッセイ 感じて歩く』岩波書店、2012年6月6日 第1刷

シーンレス(全盲)の著者が感じる世界。目の見えているものよりよっぽど多くの物を見ているという感じがする。他のエッセイも手にしてみたい。

 

携帯で斑入りヤブランふとしゃがみ #hana #jhaiku

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斑入りのヤブランが雨のあと、いくつかの花を開いていた。
斑入り藪蘭。
毎年よく咲いてくれる。
百日紅も時期を終え、カリガネソウももうかなりの花が土の上に青紫の花を散らせている。
そんな中で庭で咲いてくれているのが、この斑入りヤブランだ。

長寿の心得

ある手拭いに印字されていた言葉

長寿の心得
人の世は山坂多い旅の道
 年齢の六十に迎えがきたら

還暦 六十才
 とんでもないよと追い返せ
古稀 七十才
 まだまだ早いとつっぱなせ
喜寿 七十七才
 せくな老楽これからよ
傘寿 八十才
 なんのまだまだ役に立つ
米寿 八十八才
 もう少しお米を食べてから
卒寿 九十才
 年令に卒業はない筈よ
白寿 九十九才
 百才のお祝いが済むまでは
茶寿 百八才
 まだまだお茶が飲み足らん
皇寿 百十一才
 そろそろゆずろうか日本一

念ずれば花ひらく

「気をながく 心はまるく 腹をたてず 
  口をつつしめば 命ながかれ」
 (漢字で「気心腹口命」の五文字を「気」は長く、「心」は丸く、「腹」は横に寝かせて、「口」は小さく堅く結び、「命」は長く引っ張って書いてある。)

「腹」を横にするのは、左向き、右向きと、毛筆での作者によって異なっていることは、インターネットで確認できる。

こんな気持ちをもちながら、これからも生活したいものです。

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一日のモミジアオイのその智慧は 日毎に繋ぐ赤き花々 #jtanaka #hana

 

cosmosさんから、この花の名前は何でしょうかと、お尋ねがありました。

見たことがあるような気もしながら、名前が出てくるわけでもなく、図鑑を調べてみました。
2冊目の図鑑でやっと見つけることができました。その図鑑は、『野の花・街の花』という講談社から出版されているものです。栽培品種も多く取り上げられていて、よく使っているものです。副題に「身近な花の名前がわかる写真1089点」とあるのもうなづけます。

モミジアオイは紅葉葵と書き、別名コウショッキ(紅蜀葵)ともいうそうです。一日花だけど、次々に咲くので長期間楽しめるようです。暑さ寒さに耐え、乾燥にも耐えるとあるので、我が家でも大丈夫かな?多年草というのもいいですね。

赤色の五弁の花がきれいですね。