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目木構(岡山県真庭郡久世町大字目木)

目木地区に久世町指定文化財建造物がある。その説明板には次のようにかかれている。

「久世町指定文化財建造物
目木構
昭和38年5月1日指定

目木構は江戸時代に米来触の大庄屋であった福島家の屋敷です。福島家は、初め高田城(勝山町)の三浦氏に、後に戦国大名であった宇喜多家の武将江原氏に仕えていましたが、関ヶ原の戦いで宇喜多家が改易されたため、この地に帰農したといわれます。

屋敷地の周囲には濠を廻らし、あたかも中世領主の居館に類似していることから目木構と呼ばれています。建物自体は、江戸時代後期に建てられたものと思われます。(平成14年3月1日 久世町教育委員会)」